地域経営学科3回生の学生10名が所属する演習系科目「地域経営研究」(担当:亀井省吾教授)では、西日本最大の道の駅を有する地域商社 株式会社丹後王国ブルワリー(京丹後市)社の企業研究を実施してきました。学生は、先行研究から導出した仮説について、同社社長へのインタビュー、フィールドワークを通じて実証を試み、その結果を去る2020年12月26日にZoom開催された同大会 Work in Progress 部門にて発表しました。
発表論文「地方創生事業におけるソーシャル情報ハブ機能の考察」は、情報社会学会のホームページにて公開されています。
【学生コメント】
・チームで役割を分担し、質の高い内容を目指しました。全体の流れを理解することによって、説得力のある発表をすることができることを学びました。この経験を糧にそれぞれの研究を深めていきたいです。(地域経営学科3回生 青木陽亮、水嶌薫子、村上洋輝)
・実地調査から論文作成、そして学会発表と一筋縄ではいかない道のりでしたが、掲げていた目標を達成することができました。この経験から、「常に学び続ける」ことの重要性を実感しました。(地域経営学科3回生 大橋帝我、川畑倫太郎)
・同社の、地域にあるものを再発見したり活かしたりすることで進めていく地域活性は、地域経営を学ぶ私たちの参考になるものばかりでした。理論と併せて理解できたので、今後の地域活動に応用していきたいです。(地域経営学科3回生 井坂彩乃、永松泰征、山田大貴)
・論文作成にあたって実地調査や企業分析などを行い、結果として情報社会学会という素晴らしい発表の機会をいただきました。今回の学びをこれからの活動に活かしていきたいです。(地域経営学科3回生 安達統偉、安藤快)
【情報社会学会】
ポスト産業社会としての情報社会のあり方や問題点を学際的に研究する「情報社会学」の確立をめざして設立された学会。各界の連携を通じて、学際的でグローバルな調査・研究を行い、その成果を学術論文や政策提言として広く公表することを目的としている。