2020年12月11日(金)、兵庫県立生野高校において、「令和2年度第1回高大連携研究会」が開催されました。この研究会は、まちかどキャンパス事業(福知山市・丹波市・朝来市連携事業)および地域との協働による高等学校教育改革推進事業の一環として2年前から実施している事業です。高大共通の教育課題について高校教員と大学教員が共に検討し、教育実践の改善を図る研究プラットフォーム構築を目的としています。
第1回は、本学北近畿地域連携機構市民学習部の杉岡秀紀部長の開会挨拶の後、「コロナ禍と高校・大学―オンラインの活用方法を中心―」をテーマに、本学の教務委員長でもある山田篤教授と生野高校主幹教諭の松原正和先生からそれぞれ事例報告がありました。
その後は、参加者全員で感想の共有と質問作りのワークショップを行い、全体討議の後、本学の江上直樹助教による講評、共催校である生野高校の大塚幹典教頭による閉会挨拶があり、閉会しました。
今回は兵庫県側から県立村岡高校、和田山高校、柏原高校、生野高校、朝来市(生野支所)、京都府側からも京都府教育委員会、宮津天橋高校、鳥羽高校、福知山市議会等から30名の参加があり、関心の高さが伺えました。次回の高大連携研究会は福知山で開催する予定です。