【2020年度入学生及び在学生の皆様へ】新学期前の自発検疫のよびかけ

2020.03.27

福知山公立大学
学長 井口和起

新型コロナウィルス感染症によるパンデミックは収束のきざしがなく、全国から学生が集まる大学も、感染拡大の場(クラスター)とならないよう対策が求められています。
オリエンテーションは、座席の間隔の確保や換気など集団感染の拡大防止に可能な限り配慮した上で予定どおり実施しますので、必ず出席してください。
特段の理由があり、オリエンテーションを欠席する場合は、必ず大学(0773-24-7100)までご連絡ください。特段の理由なく、無断で欠席した場合は、4月15日以降の授業の履修に問題が生じる場合がありますので、注意してください。
なお、4月4日(土)に予定しておりました健康診断は延期となります。(実施時期は未定)

授業開始日は、予定していた4日8日(水)から、1週間遅らせ4月15日(水)から授業を開始します。
また、4月1日~14日の授業開始までの2週間の期間については、学生の皆様に自発検疫をお願い申し上げます。
その理由は以下のとおりです。
①福知山市内でも感染例がありましたが、関係者の努力により更なる感染拡大は防止され、3月10日の二次感染例を最後に発生の報告はありません。現在、市内は概ね感染の無い状態と考えられます。
②学生、教職員全員を検査して感染の有無を確認すべきところですが、政府の検査を制限する方針(有症状者、渡航歴、濃厚接触者に限定)により、検査が実施できない状態です。

本学における集団感染を防止するためには、全学生が集まって授業を開始する前に潜伏期間に相当する間、自発的に検疫(観察)し、感染の有無を確認した上で授業を開始することが最も安全であると判断いたしました。

学生の皆様には自発検疫期間中(4/1~4/14)に以下の事項の遵守をお願いいたします。
①体調の変化に注意し、過労(感染への抵抗力を弱める)をさけること。
②不要不急の外出をさけること。
③感染の危険の高い環境等(換気の悪い密集閉鎖空間、多くの人が密集する場所、互いに手を伸ばしたら手が届くような距離での会話や発声)をさけること。
④遠隔地の学生は帰省をさけること。

●自発検疫期間中(4/1~4/14)の対策について
①キャンパスには原則オリエンテーション時を除き、入構を控えることとします。ただし、教員や事務局への個別相談、パソコン利用、教室での自習は認められます。
②サークル活動等、多数の学生が集まる課外活動は中止とします。
③WebClassに頻繁にアクセスし、ゼミ指導教員と連絡を密にする(体調に異変が生じたらすぐに報告してください。連絡はEメール等により行うこととしますが、スマホ等でのネットアクセスができない場合は電話等で教員に連絡してください。)
④体調が悪い場合は、かかりつけの病院がある場合には事前連絡の上受診し、ない場合は速やかに校医(小山医院0773-23-7715、松山循環器内科医院0773-22-2889)に連絡する。

●授業開始(4/15)以降に発熱、咳が続く、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)等の体調不良を感じた場合について
当面の間は公欠(診断書不要)として取り扱いますが、事前に教務係(0773-24-7100)に電話等により連絡の上、速やかに受診するようにしてください。

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