高大社公金連携PBL事業の成果報告会を開催しました

2020.01.20

2020年1月14日(火)、「地域経営研究Ⅱ」(杉岡准教授)が取り組んできた高大社公金連携PBL事業の成果報告会が行われました。本事業は、人手不足に悩む豊岡市内の中小企業(由利、作花経理事務所 、ユラク、三和商事、キヅキ商会の5企業)の「求人」をテーマに、福知山公立大学の学生と近畿大学附属豊岡高等学校の生徒が地元の企業や経営者の魅力を発信するものです。

報告会では、大学生と高校生が5グループに分かれ、各企業に対して求人に関するプレゼン(提言)を実施しました。その後、企業経営者からプレゼンに対するコメントがあり、最後に全員で一年間の学びや気づきを共有しました。
企業経営者からは「プレゼンには良い内容だと感じたものもあったので、募集の際には企業PRの参考として彼らの文言などを載せていきたい(由利)」「学生との話を聞くたびに考え方の整理に追われたり、どの様に伝えれば届くのか、と自問しながら向き合うことで、自社の振り返りという意味でも学ばせていただいた(作花経理事務所)」「今回の総合学習に参加し、我々にとっても新たな発見や経験をし、こちらが学習させていただいた(ユラク)」「学生から良いアイデアをたくさんいただけたので求人の参考にしたい。これから就職を考える学生との意見交換はとても有意義なものだった(三和商事)」「本当に素敵なPBL企画をありがとうございました。フリップはそのまま使わせていただくく(キヅキ商会)」などの感想をいただきました。

参加した学生は「地域を発展させていくためには地域経済を支える企業が欠かせないことを学ぶことができた」「今回のプロジェクトを通して、地方の企業がそれぞれのビジョンに向かって、熱い気持ちを持って取り組まれていることをとても強く感じた」との学びや気づきが寄せられました。

連携団体:近畿大学附属豊岡高等学校(中高一貫コース)、株式会社ノヴィータ、但馬信用金庫、豊岡市

○関連URL
神戸新聞(1月20日付)

当日の様子は北近畿経済新聞(2020年1月21日付)に掲載されました。

 

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