2020年1月14日(火)、地域協働論(杉岡准教授)の講義において、京都府中丹西保健所、京都府中丹西地域包括ケア推進ネット及び福知山市との協力講義を実施しました。講義の趣旨は「若い世代に対する認知症への理解を高めるとともに、「認知症になっても安心して暮らせる」など地域づくり等について考え、今後の認知症啓発に対する協働での取り組みを推進すること」。
講義の前半では、京都府中丹西保健所から「認知症について」、京都府中丹西地域包括ケア推進ネットから「オレンジロードつなげ隊について」、福知山市から「福知山市の認知症施策」についての講義がありました。講義の後半では、京都府中丹西保健所、京都府中丹西地域包括ケア推進ネット及び福知山市の関係者17人と受講生70人が13グループにわかれてワークショップを実施しました。独居老人や施策の広報、ゴミの分別等のテーマからグループごとに選択し、講義の最後に学生から「私たち(大学生)が認知症についてできること」を発表しました。
受講した学生からは「認知症について学んだのはほとんど初めてだったので、多くのことが学べてよかった」「人は一人では生きていけないことを改めて実感できた」「医療福祉に所属しているので認知症についての知識はあったが、支援体制については初めて知った」などの感想が寄せられました。