当日は、本学の川添信介学長による開会挨拶の後、福知山市産業観光課による福知山市の産業活性化の取組紹介や、福知山市発の農業ベンチャー「株式会社Season」による食品ロスに関する取組紹介がありました。その後、参加者は複数のグループに分かれ、「辛くない!京野菜 万願寺とうがらし廃棄ロス活用アイデア」をテーマに、株式会社Seasonが生産している「万願寺とうがらし」の規格外1トン以上の活用アイデアについてワークショップを行いました。
ワークショップでは、企業、自治体、本学学生などで構成された4グループによって創出された、「万願寺美人グミ」「万願寺×ケール:万願成就 ピクルス缶詰」「伝統的だけど新しい~辛くない万願寺柚子コショウ~」「万願寺豆腐×京都アーティスト」といった独創的なアイデアが参加者から発表されました。
NEXT産業創造プログラム受講生参加者(敬称略)
- 地域経営学部4年生 正木杏奈、中武隆人
- 地域経営学部3年生 平田翔大、本馬惇平
- 地域経営学部2年生 甲斐裕基、工藤愛、磯﨑泰智
参加学生コメント
- 今回、SHIBUYA QWSでのイベントに参加し、様々な企業の方達と交流を深め、アイデアの創出に取り組んだことで、チーム内の企業様と高いシナジーを持つアイデアを提案できたと考えています。さらに、このイベントで得た新しい視点や知識を活かし、提案したアイデアをさらに洗練し、実現可能で独創的な事業へと発展させることで、万願寺とうがらしの魅力をもっと多くの人に届けていきたいです。
- 多様な業界や背景を持つ参加者の方々と一緒にアイデアを共有することで新しい考え方や視点を学び、吸収することができました。また、廃棄物を「ゴミ」として終わらせるのではなく、価値を見出し、再利用することが大切であると改めて認識することができました。PBLでは、本ワークショップで出たアイデアをさらにブラッシュアップし、地域食材の廃棄ロス活用実現に向けて取り組んでいきたいです。
- 今回のワークショップではSHIBUYA QWSという問いを深める場所で、限られた時間ではありましたが沢山の企業から様々な考え方や視点を吸収することができました。また、それぞれのチーム案も企業の特性を生かした案が考えられていてとても興味深いものでした。PBLに進んでからはここで得たさまざまなアイデアを用いて関わっていただいた方に驚かれるような事業にしていきたいです。