2025年1月25日(土)、本学情報学部・衣川昌宏准教授が講師を務める3Dプリンタ体験講座を本学3号館で開催しました。
体験講座は10時から途中休憩をはさんで17時まで開催され、受講者は3Dプリンタの基礎知識や専用ソフトの操作方法を学んだ後、実際に3Dモデルの作成に挑戦しました。
午前中は「ミニ講義・デモンストレーション」として、5種類の3Dプリンタ(熱溶解積層方式・光造形方式・インクジェット方式・粉末焼結方式・粉末固着方式)の特徴や使用方法、用途について説明を受けました。その後、本学の産業用グレードの3Dプリンタ(熱溶解積層方式 Stratasys F170)を見学し、受講者は、3Dプリンタでデータを出力するために用いるフィラメントを実際に手に取りながら、説明を聞きました。続いて、各自のパソコンに専用ソフト「Fusion 360」をインストールし、操作方法を学んだ後、3Dモデルの造形入門として、サイコロの作成に取組みました。
午後は「設計演習」として、ふた付き小物入れの設計に挑戦しました。
⻑時間にわたる講座でしたが、受講後のアンケートでは理解度・満足度ともに92%という高い評価をいただき、多くの受講者にご満足いただけたようです。
フィラメントについて説明する衣川准教授/受講者に専用ソフトの操作方法をレクチャーする学生スタッフ
講座受講者のコメント(受講者アンケートより抜粋)
- 初めて3Dデータを作成できて嬉しかったです。(60代・公務員)
- 応用が難しかったですが、親切に教えていただけました。(40代・会社員)
- 実践的な学びができて、有意義な体験講座でした。(50代)
- 講座の先生や学生の方に丁寧に教えていただきました。(60代・会社員)
本講座には12人が当日受講されました。講座運営に当たっては衣川昌宏准教授のほか、衣川ゼミの学生1人がサポートを行いました。