2023年12月17日（日）、本学情報学部の衣川昌宏准教授が講師を務める３Ｄプリンタ体験講座「デジタルファブリケーションってなんだ？３Ｄプリンタ体験講座」を本学で開催しました。
本講座は、北近畿地域在住・在勤・在学で、３Ｄプリンタによる造形や試作に興味がある方を対象とし、３Ｄデータの製図を行うツール「３Ｄ CAD」を用いたモデリングから３Ｄプリンタを用いた造形までの一連の流れを学ぶことができる内容となっています。昨年度も好評だった講座ですが、今年度も多くの方にご応募いただきました。
午前は「３Ｄプリンタの種類と原理」と題する講座があり、参加者は5種類の3Dプリンタ（熱溶解積層方式・光造形方式・インクジェット方式・粉末焼結方式・粉末固着方式）の特徴や使用方法、用途などについてレクチャーを受けました。その後、昨年度に導入した産業用グレードの３Ｄプリンタ（熱溶解積層方式 Stratasys F170）が実際に動いている様子を見学しました。午後からは、自身のPCにインストールした３Ｄ CADソフトウェア「Fusion360」を実際に操作し、ふた付き小物入れの設計を行いました。
長時間の講座でしたが、受講後のアンケートでは理解度87%、満足度は100%と、受講者の皆様に大変満足いただくことができました。
講座受講者のコメント（受講者アンケートより抜粋）
- ３Dプリンタの種類や作成の方法などを聞くことができ、有意義な時間となりました。またありましたら参加したいです。（20代・会社員）
- 家庭用3Dプリンタの選び方など、始めやすいところから教えていただき参考になりました。（40代・公務員）
- 体験できて感謝します。これからも関心をもって学んでいきたいです。（70代）
本講座には約20人の一般応募があり、抽選の結果11人が当日受講されました。また本学学生枠として5人が受講しました。講座運営に当たっては本学情報学部の衣川昌宏准教授のほか、衣川ゼミの学生4人がサポートを行いました。
衣川准教授による３Dプリンタの解説／３Dプリンタと３Dプリンタより出力した造形物を紹介
受講生募集内容（募集終了／募集期間11/1～12/6）
本学情報学部の衣川昌宏准教授による3Dプリンタ体験講座を開催します。
3D CADによるモデリングから3Dプリンタを用いた造形までの一連の流れを学ぶことができます。自分で設計した3Dデータで立体的な造形物を作り、3D CADと3Ｄプリンタによる試作を体験しましょう！
趣味で3Dプリンタを始めたい方、企業での試作の効率化を体験したい方など、受講者のニーズに合わせてレクチャーします。
講座内容
- ミニ講義・デモンストレーション
- 3Dプリンタの種類・原理・活用方法の説明
- 3Dプリンタが造形していく様子を見学
- 設計演習
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- 3D CADソフトウェア（Fusion 360）のインストール
- 3D CADでふた付き小物入れを設計
※設計したデータは3Dプリンタで出力してプレゼントします（後日郵送）。
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日時
- 令和5年12月17日（日）10時00分から17時00分
会場
- 福知山公立大学3号館2階実験室（京都府福知山市字堀3370）
対象
- 北近畿地域在住・在勤・在学で３Dプリンタによる造形や試作に興味がある方
定員
- 10名
参加費
- 無料
申込期限
- 令和5年12月6日（水）17時
持ち物
- Windows10以上がインストールされたノートパソコン
必要スペック：
５年以内に購入していること
Ｗｉｎｄｏｗｓ １０以上が動作すること
メモリは８ＧＢ以上搭載していること
Ｃドライブの空き容量が１００ＧＢ以上あること
※メールアドレスを使用します。持参いただくPCで確認可能なアドレスをご用意ください。 - マウス（マウスホイール付き）
その他
- 申込みが定員を超えた場合は主催者による抽選で決定します。
申込フォーム
問い合わせ先
福知山公立大学北近畿地域連携機構「Kita-re」
TEL：0773-24-7151／Mail：kita-re@fukuchiyama.ac.jp
