2023年3月22日(水)、「献血と骨髄バンクの和を広げるための講演会」(主催:福知山市、NPO法人献血と骨髄バンクの和を広げる会)が本学で開催され、西田豊明副学長が講師・パネリストとして登壇しました。
本講演会は、献血や骨髄バンクの登録を増やし、一人でも多くの命を救うためには何ができるのか、AIやメタバースなど新しい技術は活用できるのかについて、討論の中から献血と骨髄バンクの和を広げるための方策を探ることを目的として実施されました。
第1部では、西田副学長が「メタバースとAIのいま」をテーマに、映画『カサブランカ』を素材にしたGPT-4※の現状分析やコモングラウンド理論、メタバースの今後などについて講演しました。次に木村貴文氏(日本赤十字社近畿ブロック血液センター 副所長)が「デジタル変革と社会参画」をテーマに、デジタル技術の可能性と限界、「治るガン-ドナー」の確保などについて講演されました。
第2部では「これからの献血と骨髄バンク」をテーマに、藤岡八重子氏(NPO法人骨髄バンクの和を広げる会 理事長)の司会のもとパネルディスカッションが行われ、第1部の講演内容や移植を受けた人の体験談などについて参加者それぞれの立場から意見交換が実施されました。
※GPT-4(Generative Pre-trained Transformer 4)とは、2023年3月14日にAI開発組織であるOpenAIが公開した次世代の大規模言語モデル(インターネットから収集された大量のテキストデータに対して学習させたコンピュータプログラム)です。
地域連携/献血と骨髄バンクの和を広げるための講演会
2023.03.22
地域連携活動