2022年9月13日(火)、大江町総合会館(京都府福知山市)で開催された「鬼がいざなうノスタルジック廃線跡ウォーク~観光ガイド養成講座~」で、本学地域経営学部の倉田良樹教授と張明軍准教授がゲスト講師として登壇しました。
本講座は、2022年9月13日(火)~14日(水)の2日間にわたり、福知山市の地域資源である北丹鉄道の廃線跡と、大江山の酒呑童子伝説の魅力を伝える観光ガイドを養成することを目的として、福知山観光協会が主催する観光ガイド養成講座です。
倉田教授は「北丹鉄道とその時代」をテーマに、鉄道輸送の興隆期(輸送方法が舟運から鉄道へ移行した明治時代後期以後)と衰退期(輸送方法が鉄道から自動車へ移行した昭和後期以後)、1923年から1971年まで営業していた北丹鉄道の歴史について講演しました。
張准教授は「大江山の鬼伝説」をテーマに、大江町の鬼伝説「酒呑童子伝説」の概要や鬼を活用した地域活性化に向けた取組事例の紹介、日本・中国・韓国における妖怪文化の違い、カルチャー・クリエイティビティ※の考えに基づく新たな文化的価値の創出について講演しました。
2日目は、観光ガイドの心構えと役割、基本的な接遇マナー、臨場感のある話し方や案内方法などを学んだ後、福知山駅周辺で観光ガイドの実地研修が行われる予定です。
※カルチャー・クリエイティビティとは、文化の創意工夫のことで、文化的要素を様々な特色・知識と融合し、新たな文化的価値を創出すること。
張准教授の講演内容の詳細は「福知山公立大学 研究紀要別冊 第3号」で確認できます。
当日の様子が両丹日日新聞(2022年9月15日付け)で紹介されました。