2022年6月7日(火)、養父市議会メタバース勉強会が4号館メディアセンターセミナールームで開催で実施され、情報学部の山本吉伸教授が講師を務めました。本勉強会は、兵庫県養父市が「令和4年度 施政方針」で掲げている「場所や時間、国籍、性別などに関係なくつながることができる地域連動型メタバース(※1)の構築」の実現に向けて、メタバースの基礎的な知識を修得することを目的に実施されました。当日は、9人の養父市議会議員の皆様が出席される中、山本教授はメタバースを作ることができるアプリの紹介、メタバースとアバター(※2)の作り方や活用方法などについて、約1時間にわたり講義しました。
山本教授は「すべてのことをメタバースの中で完結させるのではなく、メタバースで見た景色を現実空間でも見られるようにしたり、その逆に現実空間で見た景色をメタバースで見られるようにすることや、メタバース内で購入した物品等が現実世界で送られてくる仕組みの構築など、メタバースと現実空間とを連動させ、現実世界でも人と人とのつながりを生んでいくことが大事」と話しました。
※1 メタバースとは、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのこと。
※2 アバターとは、仮想空間の中で登場する自分自身の「分身」を表すキャラクターのこと。