2025年2月17日（月）、福知山公立大学STL助成金2024年度成果報告会を本学にて開催しました。

本報告会は、学生の地域活動を大学が助成する「STL助成金」の採択プロジェクトを実施している9団体に対して、1年間の活動成果を報告する場として設けました。

会場に訪れた教職員や学生の参加者に向けて、各団体から団体概要や目的、本年度の活動内容、今後の課題・展望、収支報告などの説明を行い、その後質問に応じました。

トップバッターは「きっずすとぅにーる」で、本学食堂で実施している子ども食堂について報告しました。
保護者へのアンケート結果を示しながら、子どもたちのサードプレイスとして好評を得ていると説明する一方、幅広い年齢層の参加者への対応等が今後の課題と分析しており、今後の活躍にも期待できます。

学生目線でビジネス記事を連載する「UF Student Jounalists」は、市内の企業や学生にインタビューし、活動期間中に17本のビジネスに係る記事をウェブに掲載しました。
プロジェクトに参加する学生らは様々な社会人や学生と触れ合い、一定の成果を得たとのことでした。記事の読者が得た成果については今後の課題、伸びしろとなりそうです。

能登の復興ボランティアを行う「七福ふっこう隊(しちふくふっこうたい)」では、石川県七尾市を拠点として、被災家屋の清掃や荷物の整理、イベント実施等のボランティアを行いました。
能登地域での活動だけでなく福知山市でも様々な活動を行っています。
10月に実施した本学の学祭である福桔祭では、被災地の特産品である「中島菜」を使用したうどんを販売しました。
また、防災セミナーや各種イベントでの登壇も行いました。
被災地での活動は両丹日日新聞様に取り上げていただき、「七福ふっこうタイムス」として10回以上の連載となっています。

STL助成金採択プロジェクト一覧はこちら。