2022年12月3日(土)、産学公連携組織「北近畿コラボスペース」設置記念交流会をCraftBank(福知山市)で実施しました。
「北近畿コラボスペース」は、コミュニケーションツール「Slack」を活用することにより、オンライン上のスペースに会員が集まり、会議形式ではない自由闊達な意見交換を行うことで、既存の連携の枠を超えた新たな価値創造をめざす組織です。設置記念交流会は「北近畿コラボスペース」についての共通認識を図り、設置を確認することを目的に実施し、34名の関係者が参加しました。
最初に当組織の代表機関となる本学の川添信介学長から「参加者がどのように利用できるかを一緒に考えていただくことが重要である」と開会の挨拶がありました。その後、ゲストスピーカーとして広島大学学術・社会連携室の小林遼平氏にご登壇いただき、「Slack」を活用した次世代型 DXコンソーシアム「ひろしま好きじゃけんコンソーシアム」の取組みについてお話いただきました。続いて、京都北都信用金庫、但馬信用金庫、本学の担当教職員から、Slack上に設けるチャンネルの紹介があり、西田豊明副学長から「北近畿コラボスペース」の可能性についてのスピーチがありました。
閉会にあたり、福知山市の渡邊尚生副市長から「走りながら考え、試行錯誤しながら皆さんと一緒にコラボスペースを育てていきたい」と挨拶をいただきました。その後、交流会が行われ、参加者同士の連携をさらに深めました。「北近畿コラボスペース」は、2023年1月から会員募集を行い、2月に組織としてスタートします。