令和6年能登半島地震 現地活動報告【第6回】

日程

3月30日(土)~4月1日(月)

参加者

谷口教授、大門准教授、学生5名、水口センター長

活動場所

七尾市、輪島市

3月30日(土)、3月31日(日)

  • 学生らと仮設住宅入居支援、在宅避難者支援

4月1日(月)

  • 仮設住宅引っ越し支援と輪島市内被災状況の視察

 

輪島市・七尾市の状況

  • 前回からあまり変化がない。
  • 朝市の火災現場はそのままの状態であった。
  • 震災後、3か月となるため、報道陣が多かった。
  • 仮設住宅が急ピッチで建設されている。

 

活動内容

活動①仮設住宅:何でもお手伝い・サロン活動

〇仮設での支援活動を実施
  • レコードを流す+コーヒー提供(谷口先生)でボランティア受付コーナーを設置
  • 何でも手伝いますと黒板に。看板の効果はあった。
    看板を見つけて読んでくださる方も
  • 2~3時間で10名弱
〇レコード+コーヒー
  • 年配の方はレコードに興味を持ってくれた。コーヒーも大人向け。子供さんへの支援も必要?
〇エピソード
  • IHなど電化製品に慣れていない
  • 水の湯量調節をしてほしい
  • 途中でグラウンドゴルフに誘われる
〇グラウンドゴルフ
  • ほぼ毎日朝9時から。初日は3人、2日目は7人、3日目は4人
  • 場所:中島中学校跡地

 

活動②家屋の片付け支援(店舗兼住宅)

自宅件店舗の清掃

  • 2階が自宅、1階がお店
  • お店の食器など散乱したものを整理、ゴミ出し
  • 割れていない陶器は別途保管し、割れたものやゴミについては持っていくことに

活動③家屋の片付け支援(専用住宅)

〇家屋内の清掃・ゴミ出し
  • 2回目の実施。本日は仮設に持っていく家具出し、台所の清掃、娘さんの書籍の整理を主に実施
  • 恊働センターから軽トラを借り、ゴミ出し
〇状況
  • 家屋は解体するが家の中を整理しておきたいとのこと。
  • 家の中がぐちゃぐちゃなのを心配されているようであった
  • 台所については、食器および棚(木製品)をほぼすべて出した。ゴミについては軽トラックで集積場へ運搬
  • 今後も支援してほしいということであった
〇その他
  • 土地の登記が他人名義のところがあるため市が行う解体作業ができないとのこと。
  • 集落全体で戻れないという雰囲気があるとのこと。

 

 

活動④仮設住宅 訪問足湯

仮設住宅で在宅の方にお湯をお借りし、足湯活動

5家庭ほど実施

  • 前日グラウンド・ゴルフをさせてもらった方など面識がある方は引き受けてもらいやすかった
  • ガスがまだの方もおり、お湯が出せない家庭も
  • 平日の午前で、おられない方も多かったが、先週よりも入居している人が多く6~7割は入居されている雰囲気だった。
  • 表札を付けておられる方も

豊川拠点にて懇親会

本日避難所を退所、仮設に入居される皆さんと懇親会
  • 「とり野菜みそ」での鍋が有名だと被災者の方にお伺いしていたため、牡蠣を入れて鍋を作りみんなで食べる。
  • 皆さんとても喜んでくれた
  • 家族の来歴や家に伝わることについて教えてもらう

 

活動のまとめ

  • 震災から3か月に併せて避難所から仮設住宅へ引っ越しされる方が多い印象
  • 避難所から引っ越しができない方もいる。
  • (高齢者施設入所待ち 仮設住宅抽選漏れの人など)
  • 継続的に支援活動してきたことで、被災された方とつながりができてきた。
  • 仮設住宅入居者の支援するため戸別訪問の方法など考える必要がある。
  • 仮設住宅入居者とその周辺住民とのコミュニティーへの配慮などが必要となる。

今後の学生ボランティアの予定

  • 第6次 4月13日~4月14日
  • 第7次 5月19日~5月20日
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