令和6年能登半島地震 現地活動報告【第14回】

日程

11月23日(土)~11月24日(日)

参加者

谷口先生、大門先生、水口、学生5名

活動場所

七尾市中島地区支援活動

11月23日(土)

  • 中島町仮設住宅
  • 戸別訪問
  • 縁側カフェ
  • おでん交流会

11月24日(土)

  • 被災家屋後片付け

 

活動内容

活動①縁側カフェ(新町会館)

  • 天候が悪い中、20人近くの方が来ていただき、レコードで流す曲に合わせて、歌を歌ったり、来場者間の世間話や昔話などしてとても賑やかな場となった。
  • 今回初めての方や以前の戸別訪問でお話させていただいた方も参加してしていただき、良い機会となった。
  • 一方で、椅子の配置によって話の輪に入りにくいできてしまうため、みんなで1つのものを共有できる空間づくりも必要と感じた。

 

活動②仮設住宅訪問

  • 一戸ずつ近況を聞きながらお話しをすることが目的。
  • 魔法瓶にコーヒーを入れて温かい状態で提供するなど工夫した。
  • 足腰が悪く縁側カフェ会場(新町会館)に行けない方も多く存在している。
  • これから雪のシーズンとなるため、雪かきの心配をされている方もいた。
  • 現在、仮設住宅専用の集会所が建設中であり、完成後はサロン活動の場としていきたい。

 

活動③おでん交流会(新町会館)

  • おでんとおつまみを食べたり、お酒(ひとり2杯まで)を飲んだりしながらお話しする場を提供した。
  • 開始時間(16時30分)より早く皆さん来ていただき、お酒が入ることで会話がより盛り上がっている印象を受けた。
  • 今まで面識がなかった人同士の交流があったり、話が盛りあがったグループで二次会へ行く方がいたりと、目的に沿った会になった。
  • 会話の中で、自宅にあるものが盗まれたとの話があり、いろんな方が出入りする不安感もあるようだったため、引き続き信頼関係を構築することが大切だと感じた。

 

活動④被災家屋の後片付け

  • 仮設住宅にお住まいの土日関係なしに仕事をされている方の、公費解体が迫る中での後片づけのお手伝い。
  • 家族だけでは到底片づけることがことができない状況であった。
  • 懐かしいものが見つけるたびにそれについて話を楽しくしてもらい、記憶を呼び戻す一瞬のうれしさを感じた。
  • このようなお宅はまだまだあることから、お手伝いできることはたくさんあると感じた。
  • 不審火や空き巣対策のためにも、このようなお手伝いが必要である。

 

活動のまとめ

  • 七尾市内の主要道路はかなり復旧されていた。
  • 仮設住宅に入居されている方など、今後の生活にことについてとても不安を感じている。
  • 毎回のサロン活動が似ている点や慣れが感じられ、来る方も固定化されている。
  • 今後は、新しい集会所でみんなが参加できるサロン活動を企画していきたい。
  • 震災後、いろんな方が地域に入ることで不安を感じているため、引き続き信頼関係を構築したい。
  • まだまだお手伝いすることが多くあるため、継続的に支援をすることが必要がある。

 

今後の学生ボランティアの予定

  • 12月21日(土)~22日(日)
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