令和6年能登半島地震 現地活動報告【第13回】

日程

10月19日(土)~10月20日(日)

参加者

福知山公立大学 大門先生、水口、学生9名
福知山市の市民団体2団体 8名

活動場所

輪島市視察、中島地区支援活動

10月19日(土)

  • 中島町仮設住宅
  • 戸別訪問
  • 縁側カフェ

10月20日(土)

  • ハロウィンパーティー
  • 支援物資仕分け作業
  • 輪島市視察

 

活動内容

活動①縁側カフェ

  • 大雨のため10名ほどの来場者でしたが、いつも楽しみにしてもらっていることを実感する。
  • 今回は日帰りメンバーも駆けつけたのでスタッフが増え、来場者一人ひとりと、じっくりかかわることができた。

 

 

活動②仮設住宅訪問

  • 一戸ずつ近況を聞きながらお話しをすることが目的。
  • 魔法瓶にコーヒーを入れて温かい状態で提供するなど工夫。
  • 2Lペットボトルの水・野菜ジュースなどの物資を配布し、会話の糸口に。
  • 「仮設住宅の水道水は一度煮沸消毒してから飲んでいるので、水がもらえるのはとても助かる」という方もいた。
  • 皆さんそれぞれ喜んでいただき、こちらも元気をもらった。

活動③ハロウィンパーティー

  • 新町会館をハロウィン装飾し、カチューシャをつけたり、マントをつけたりと仮装をしました。そして、来てくれた方々と大学生が一緒に折り紙によるランタン作りや宝さがしゲームをした。
  • 口コミ効果で来場者も増え、私たちの活動の認知度が向上していることを実感した。

活動④支援物資仕分け作業

  • 福知山市民からの支援物資を被災地NGO恊働センターのボランティア活動拠点へ届ける。
  • これから必要な冬物衣類が多く届けられた。
  • 届けた衣類などサイズ、上下、男女別に仕分けする作業のお手伝い。

 

活動⑤輪島市視察

  • 朝市火災現場は、公費解体が進んでいた。
  • 9月の奥能登豪雨で発生した土砂の仮置き場が設置されており、多くの土砂が運び込まれていた。

9月の奥能登豪雨の状況
  • 豪雨発生から1カ月が経過しているが、床下に泥がたまっている家屋があるとのこと。
  • 多くはないが、ボランティア活動をしている方を見かけた。
  • 浸水した仮設住宅は復旧工事が進められていたがまだ時間がかかりそうであった。

 

活動のまとめ

  • ハロウィンパーティーは縁側カフェに比べて高齢者に向けたブースやおしゃべり相手になるボランティアの数が足りなかった。そのため、高齢者の方がすくに帰ってしまった。
  • 毎回のサロン活動に似ている点や慣れが感じられ、興味を十分に引き付けられていなかった。
  • 今後さらなるステップアップが必要であり、新しい魅力的な何かを取り入れることが重要だと感じた。その何かについては、これからもっと突き詰めて、これからの活動をレベルアップさせていきたい。
  • 私たちができることは限られているが、その限られた活動を定期的続けることが最も大切である。
  • 私たちはこれからも現状に満足することなく、向上心をもって活動を続けていきたい。
  • 輪島市の地震災害と豪雨災害はとてもつらく感じたが、被災者の方に話を聞くと、ボランティアのみなさんに助けられてたと喜んでおり、復旧に向け前向きに考えていてので安心した。
  • 復旧、復興には時間がかかるが、注視していきたい。
  • 衣類などの支援物資は、サイズなど仕分けして届けると喜ばれる。

今後の学生ボランティアの予定

  • 11月23日(土)~24日(日)
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