日程
9月19日(木)~9月21日(土)
参加者
福知山公立大学 | 大門先生、水口、学生13名 |
滋賀県立大学 | 教員1名 学生1名 |
活動場所
七尾市、輪島市、珠洲市
9月19日(木)
- 輪島市、珠洲市視察
- 中島小学校学童ボランティア活動
9月20日(金)
- 中島町仮設住宅 戸別訪問 縁側カフェ
- 豊川地区戸別訪問
- 支援活動交流会 東北福祉大学の学生さんと
9月21日(土)
- 無形文化財 お熊甲祭りに参加(大雨警報発表のため中止)
- 支援活動ふり返りワークショップ 大阪大学の学生さんと
- 内灘町視察
活動内容
活動①輪島市視察
- 朝市火災現場の公費解体は進んでいたが、それ以外の周辺部の倒壊家屋はそのままである。また、ボランティア活動の姿は見受けられなかった。
- 仮設住宅が少しづつであるが増えていた。
- 道路の排水機能が悪いのか、雨が降ると雨水がたまる。
活動②珠洲市視察
- 珠洲市は、輪島市より被害が大きく、公費解体も進んでいない。
- 未だに発災後から時間が止まっているようで、人の姿などほとんど見らなかった。
- 道路がひび割れたままで、通行止めのところもあった。
- がれきを集めたのか、倒壊した家屋なのかわからないほどのものが、密集した住宅地すがあちこちで見られた。
活動③中島小学校学童ボランティア活動
- 久しぶりの再会でも大学生の名前や顔を覚えいくれた児童がいてうれしかった。
- 一緒に遊んでいく中で仲良くなり、楽しそうな姿をみるとボランティア行ったことが逆に元気をもらえた。
活動④中島町仮設住宅 縁側テラス
- 仮設住宅にお住まいの方のなじみの方がすぐに来てくれた。
- この日は新町会館が使用できないため、仮設住宅敷地内でテントでテラスを設営した。
- 仮設住宅に住んで数カ月がたち慣れてきたのか、仮設住宅が狭いなど口にされるようになった。
- 自宅が公費解体することは決まっているが、その先のことは全く決まっていない人もいた。
- 年金暮らしなので再建は絶対無理で、賃貸住宅も難しいという人もいた。
- 戸別訪問では、ペットが中々仮設住宅になじめないとのことで、未だに怯えているとのことであった。
活動⑤豊川地区戸別訪問
3人1組の5班に分かれて実施した。
- 一人暮らしの高齢者の方、断水が解消し、自宅へ戻ったが、家を修理したいが誰に頼めばわからないとのこと。
- 地震発災時は、屋根瓦が大量に落下して、いまもブルーシートをかけて修理を待っているとのこと。
- ボランティアで除草作業している方もいて、今の時期は毛虫がたくさんいて大変だとのことであった。
活動⑥支援活動振り返りワークショップ
大阪大学・東北福祉大学の学生のみなさんと
- 大阪大学と東北福祉大学の学生と一緒に夕食をいただき、その後、今回の活動で印象に残ったことについて一緒に話し合あい、付箋にまとめ、発表を行った。
- 能登半島の現状について、自分の意見をまとめるなど、他大学の学生の意見を知る良い機会となった。
- 活動で出会った人や体験がそれぞれ違うため、色々な視点の話ができて面白かった。
活動⑦内灘町視察
- 輪島市や珠洲市とは異なり、液状化の影響によって、家屋や地盤が上下にずれていた。
- 手つかずの状態と思われる建物が多く、また、屋外で作業をされている人も見受けられなかった。
- 道路に起伏や段差が激しく所があり、道路復旧がされていないところもあった。
活動のまとめ
- 輪島市の朝市火災現場の公費解体は進んでいたが、周辺部の倒壊家屋はそのままである。
- 珠洲市は、輪島市より被害が大きく、公費解体も進んでいない。
- 内灘町は輪島市や珠洲市とは異なり、液状化の影響によって、家屋や地盤が上下にずれていた。
- 学童ポランティアでは一緒に遊んでいく中で仲良くなり、、楽しそうな姿をみるとボランティア行ったことが逆に元気をもらえた。
- 仮設住宅縁側カフェでは、仮設住宅にお住まいの方のなじみの方がすぐに来てくれ、このように「話しする楽しみができた」と言ってもらっているため、続けることが必要と感じた。
- 被災地戸別訪問では、一人暮らしの高齢者宅では、自宅の改修など誰に頼めばわからないなどあらためて戸別訪問の重要性を感じた。
- 他大学の交流会は、能登半島の現状について、自分の意見をまとめるなど、他大学の学生の意見を知る良い機会となった。
今後の学生ボランティアの予定
- 第13回 10月19日(土)~20日(日)