令和6年能登半島地震 現地活動報告【第9回】

日程

6月2日(日)

参加者

谷口教授、学生2名、福知山市民団体3名

活動場所

七尾市中島町

 

活動内容

活動①中島地区新町サロン活動(交流カフェ、折り紙、足湯)

スケジュール
  • 11:00 打ち合わせ
  • 12:00 準備
  • 13:00 サロン活動開始
  • 15:00 片付け
  • 15:20 撤収
内容
  • レコードとおしゃべり縁側カフェ、折り紙(福知山公立大学+市民活動団体)
  • 足湯(大阪大学、能登復興人足隊)

 

  • 参加者:31名(仮設20名、新町7名、その他4名(内こども5名))
  • 場所:新町会館
  • 協力:新町町会

大阪大学生、能登復興人足隊と福知山公立大学(市民団体含む)打合せ

ボランティア活動拠点の豊田集会所で大阪大学チーム及び能登復興人足隊と合流、午後からのサロン活動の準備や進め方、役割分担等について打ち合わせを行った。

中島町新町会館でサロン活動

レコードとおしゃべり縁側カフェ

3月と4月に実験的に実施した交流カフェが好評であったことから、継続した活動を視野に谷口研究室と市民活動団体「ストリートレコードカフェ研究会」との協働の取り組みとして企画した。今回から「レコードとおしゃべり縁側カフェ」と名付けて、暮らしを楽しく豊かにする「ゆるやかなつながり」づくりを目的に毎月1回の実施を計画している。

交流のきっかけとなるレコードの一部は、仮設住宅にお住いの弘灰さんが被災建物から取り出した思い出の詰まったレコードコレクションの提供を受けた。加えて、弘灰さんは、縁側カフェ運営のメンバーに加わり共に活動した。

おしゃべり折り紙の森

4月の桜まつりで実施した折り紙をツールとした子どもの遊びと交流の場を新町会館の室内に設けた。仮設住宅に暮らす祖母を訪ねてきた親子が祖母と一緒に参加し、続いて新町住民の子どもたちが加わり、大学生と一緒に折り紙を折りながらのおしゃべりが続いた。

足湯

大阪大学と能登復興人足隊が協力して足湯を実施した。縁側カフェに集まった人々が座った場所に出前する形で行った。本学学生もハンドマッサージを教わり実践、被災者との交流を深めた。

活動のまとめ

  • 福知山公立大学と福知山の市民活動団体、大阪大学、能登復興人足隊と複数の団体が協力して実施することで充実した場となった。
  • 仮設住宅や地域の住民同士の会話が途切れなく続く様子から、日常的な交流の場の必要性を感じた。
  • レコードで舟木一夫の「高校三年生」をかけると、一人ふたりと歌い出しみんなでの大合唱となった。暮らしの中に楽しみを作ることの大切さを感じた。

今後の学生ボランティアの予定

6月15.16日

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