令和6年能登半島地震 現地活動報告【第10回】

日程

6月15日(土)~6月16日(日)

参加者

大門准教授、水口センター長、学生13名
京都大学 永田先生

活動場所

七尾市、輪島市 

6月15日(土)

  • 輪島市視察(初めての学生)
  • 仮設住宅チラシ配布
  • 豊田集会所清掃・整理・翌日準備
  • 虫送り参加

6月16日(日)

  • サロン活動(縁側カフェ)
  • 被災地NGO恊働センター視察

 

活動内容

活動①輪島市視察(初参加の学生)

発災当時とほとんど変わりはない
  • 報道では朝市通りで公費解体が始まったとあったが、重機の姿がない。
  • はじめ見た学生から「ここは時が止まっている」との声が…

活動②仮設住宅チラシ配布

チラシの配布

  • 6月23日に開催される、関学によるカフェイベントのチラシを、一軒一軒回って配布
  • 午前11時半~12時半ごろ

その他

  • 在宅の方は3割程度
  • 新町会館で開催されるイベントごとがあることは徐々に浸透している
  • 学生が回った際には、「ジュースでも」「アイスでも」とお声掛けされることもあったとのこと

活動③虫送り(除蝗祭)への参加

  • 17:30 準備:神社から松明、太鼓などを豊田集会所へ
  • 18:30 豊田集会所で食事
  • 19:30 虫送り
  • 豊田地区全体を練り歩く、2対の太鼓と鐘を打ち鳴らしながら、町をあるく
  • 川上で火をともして、太鼓と鐘に続いていく形で川下へ。最後は、豊川分館の橋の袂で、宮司による祝詞を挙げて終了。

動画(Youtube)■https://youtu.be/wgs77TIDbnw

 

活動⑤被災地NGO協働センターの視察(小牧集会所)

恊働センターの視察
  • ゴミ出しに罹災証明の原本が必要とのことで不便になった、とのこと
  • 仮設でのサロン活動を他のところでもできないか、とのこと
その他
  • 福知山市社協によるボラバスで20名ほどの参加
    力仕事の3班と船尾仮設でのサロン活動の班に分かれて実施。

活動のまとめ

豊田集会所(宿泊地)

  • 生活ゴミが出せない日の場合どうするか(ペットボトル・缶など)
  • 冷房設備が不十分なのでなつばをどうするか考える必要がある。(大部屋にエアコンがない)

サロン活動(新町会館)

  • サロン活動が徐々に浸透してきている。
  • その一方で仮設住宅の集会所ではないので行きにくい声ある。
  • 知り合いがいないので、すぐに帰った人もいる
  • 誰もが居心地が良い場所になるよう声掛けや話のきっかけになる仕掛けをする必要がある。

今後の学生ボランティアの予定

  • 第11次 7月6日~7月7日
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