令和6年能登半島地震 現地活動報告【第5回】

日程

3月21日(木)~3月23日(土)

参加者

大門准教授、学生3名、水口センター長

活動場所

七尾市中島町拠点

3月21日(木)、3月22日(金)

  • 学生らと仮設住宅入居支援、在宅避難者支援
  • 七尾市中島小学校学童支援活動を実施

3月23日(土)

  • 仮設住宅引っ越し支援と輪島市内被災状況の視察

 

輪島市・七尾市の状況
  • 前回からあまり変化がないが、重機が入り解体する建物が見受けられた。
  • 各地で仮設住宅が建設されている。
  • 輪島中学校 避難者数 約300人(前回3/14 500人)
    入浴支援あり(自衛隊)
    仮設トイレ(移動式トイレ 各自治体から)
  • 輪島市朝市とおり 火災現場そのまま

活動内容

活動①仮設住宅説明会への参加

〇中島町第1団地

  • 100名ほどの参加
  • 市役所担当者から水道、ガス、電気などの使用
    手続きの説明(100V 30A)
  • 仮設住宅備え付け品の取り扱い説明(クーラー、IHコンロ、ガス給湯器など)
  • ペット同伴可能だかマナー重視
  • 自治会設立のお願い。
  • NPO法人から家電支援の説明

 

活動②仮設住宅手続き支援(豊川分館避難者に)

※説明会では理解できてない方がいたため支援した。

  • 行政支援
    炊飯機、冷蔵庫、電子レンジ等の支給申し込み(郵送)
    (支給限度額が13万円となるため自分で購入も可能)
  • NPO法人支援
    40ポイントまで家電が選べる制度(無償提供)
    (郵送、QRコードで申し込み)

 

活動③仮設住宅引越し支援

○入居前清掃

  • 豊川分館避難者の方から鍵を預かる。(ほうき、雑巾など持参)
  • 比較的仮説はきれいでそれほど清掃はいらなかった。
  • 仮設住宅に居合わせた入居者の荷物の運搬のお手伝い。
  • 入居者のニーズを受けるためチラシを全戸配布した。

 

活動④支援者連携会議に参加(教員)

概要
  • 場所:小牧集会所(恊働センター拠点)
  • 日時:2024年3月22日10:30~12:10参加者:谷一、被災地NGO恊働センター(増島・頼政他)、阪大(渥美他)、福知山公立大学(水口、大門)、CODE(吉椿他)、NVNAD(檜垣)、Goltz先生
目的
  1. 中島町の現状把握
  2. 復旧・復興に向けた情報共有
次第
  1. 活動報告
  2. 現状の中島町について
  3. 今後に向けて

 

活動⑤家屋の壁剥がし、清掃(大阪大学学生と合同)

中島地区の住民の方からの依頼
  • 家屋の壁を剥がして、整理して持っていけるようにしてほしいとのこと
  • 2階部分から1階に下ろす作業
その他
  • 軽トラがあればそのまま集積場に持っていけるが本日はできなかった
  • また、集積場は15時に閉まるため、時間についても要確認

 

活動⑥ニーズ票の整理(3月22日)

仮設住宅の引っ越しされる方や在宅避難者の方からのニーズを整理
・仮設住宅にチラシを配布したため、依頼があった。(冷蔵庫搬入など)

 

活動のまとめ

  • 仮設住宅への入居が本格的に始まったが、希望者全員入居ではない。(足りない)
  • 高齢者は入居手続き(申請書)が困難である。(個別の説明が必要)
  • 被災者からのニーズが中々出てこない(信頼関係が必要)
  • 仮設住宅の配置(玄関の向きなど)に検討が必要(日あたりやプライバシーなど)
  • 仮設住宅へ入居すると逆に孤立するのではと心配する高齢者がいる。

 

今後の学生ボランティアの予定

  • 第5次 3月30日~4月1日
  • 第6次 4月13日~4月14日
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