地域経営学部

地域の問題から、日本そして世界について考える

地域経営学部

地域経営学の体系・知識・知見・技術を学び、
それらを用いて地域の価値の向上や
持続可能な社会の形成に寄与できる人財を育成します。

地域経営学部長メッセージ

福知山公立大学では「地域協働型教育研究」を実践し、学生が学外の様々な方々と協働しながら、地域社会が抱えている課題とリアルに向き合う教育・研究活動をめざします。地域経営学部では、まず地域社会の具体的な課題を把握し、経営学、経済学、社会学、政治学、人類学、教育学、工学、医学など様々な学術分野の理論と実証によって課題の解決を図っていきます。
 人口減少、少子高齢化などが進むなかで、限られた資源を効果的に活用し、住民、企業、行政、NPO、教育、医療、福祉など様々なアクターとの協働によって、地域とその住民にとっての価値が最大化され、持続可能な地域社会の実現が可能になります。その実現に貢献できる「実践」的能力を育成するため、演習科目でフィールドワークの時間を十分に確保し、その前提として、講義科目で調査・分析手法と各学術分野における理論の理解を図ります。

井上 直樹 学部長/教授
井上 直樹 学部長/教授

地域経営学科

幅広い分野の知識を横断的に習得し、地域社会のマネジメントを実践的に学ぶ

●専門性を高める3つの科目群

地域社会を構成し互いに協働するアクターを暁星・産業・市民社会ととらえ、地域協働に関する専門的な知識・スキルを習得するとともに実践を通して地域社会を理解し課題解決に向けて応用する力をつけることをめざします。そのために3つの科目群を横断的に学びます。

地域行政科目

地域行政について学び、地域社会の発展において行政が果たす役割や課題について、理論と実践の両面から考えていく科目群です。地域行政における主要アクターである地方自治体等との協働など、自治体の活動について学んでいきます。教育、福祉、医療など、地域の公共サービスの現状と課題についても学びます。

公共経営系イメージ
  • 主な科目地域自治論、公共政策論、観光政策論、教育制度論、学校経営論 等

地域産業科目

地域産業について学び、地域社会の発展において産業が果たす役割や課題について、理論と実践の両面から考えていく科目群です。地域産業の主要アクターである企業等との協働など、地域におけるビジネスの活動を学びます。また、地域の中小企業や地域産業における観光業の役割と課題についても学びます。

企業経営系イメージ
  • 主な科目地域経済論、ベンチャー企業論、マーケティングリサーチ方法論、グローバルビジネス論 等

市民社会科目

市民社会について学び、地域社会の発展において市民社会が果たす役割について、理論と実践の両面から考えていく科目群です。地域の住民は、地域社会の担い手として、自治体や企業とは異なる立場でさまざまな地域活動を行っています。これら住民の人たちとの協働など、地域における市民社会の現状と課題について学びます。

交流観光系イメージ
  • 主な科目地域資源論、非営利組織論、ボランティア論、多文化共生論、地域文化交流論 等
めざす進路・資格
めざす進路
  • 国家公務員(総合職・一般職・専門職)
  • 地方公務員(都道府県・市区町村)
  • 金融業(都市銀行・地方銀行・信用金庫など)
  • 製造業・小売業
  • 運輸業(公共交通機関など)
  • 観光業(旅行代理店・ホテル・テーマパークなど)
  • 起業
  • 大学院進学 ほか
めざす資格
  • 日商簿記検定
  • 社会調査士
  • 初級地域公共政策士
  • 中小企業診断士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 国内旅行業務取扱管理者
  • 総合旅行業務取扱管理者
  • 観光士 ほか

学びの特色

特色1 情報学を基盤とした
地域協働型教育

地域協働型教育は、地域社会の複雑な現実と向き合い課題を的確にとらえ、解決に導く実践力を持った学生を育てることをめざしています。そのために必要となる、地域データを科学的に取り扱い、情報学の手法で地域を理解・分析し、解決策を導き出すためのスキルを養います。

特色2 生涯にわたって
学び続けることのできる力
(汎用的学修能力)を養う

技術や社会が絶えず変化し予測が困難となる時代には、学び続けようとしない人は、時代に取り残されてしまうでしょう。卒業後も自らを頼りに学び、考え続ける能力(汎用的学修能力)の獲得をめざします。

特色3 地域を支える
アクターの視点から学ぶ

地域社会を構成し互いに協働する主たるアクターを行政・産業・市民社会ととらえた3つの専門科目群を配置。理論と実践の両面から課題解決のための知識・スキルを修得します。

4年間の学びのステップ

  • 1年次:学びの基本を身につける
  • 学問の基本を身につけるとともに、データ分析やフィールドワークなど「情報学を基盤とした地域協働」の基礎を身につける。
  • 2年次:知識とスキルを広げる
  • 「情報学を基盤とした地域協働」を深化させるとともに「汎用的学修能力」の基礎を身につけ、専門的知識を横断的に学び視野を広げる。
  • 3年次:専門知識を深める
  • 地域行政、地域産業、市民社会に関する専門的知識を深めるとともに、専門分野の研究を開始し「卒業研究」の研究計画を立てる。
  • 4年次:専門分野の研究をまとめる
  • 1年次からの連続した学びの成果を「卒業研究」としてまとめる。

医療福祉経営学科※2026年度募集停止

学科の目的

診療情報管理士の資格取得をめざしつつ、医療福祉経営等の分野で活躍できる人財を育成する。

医療における情報のエキスパートである「診療情報管理士」(日本病院会等の認定資格)の資格取得をめざしつつ、法学・経済学・心理学などの幅広い教養、財務・人事・労務など組織経営・地域経営の基本、および課題解決のためのデータ収集・加工・分析の技術を身につけ、将来は、医療機関・福祉施設の経営に参画できる“人財”、医療福祉を通して地域に貢献できる“人財”を育成します。

医療福祉経営学科イメージ
  • 主な科目医学概論、医療統計学、医療管理論、医療情報学 等
  • めざす資格診療情報管理士、医療情報技士、診療報酬請求事務能力検定、社会福祉主事任用資格 等
  • めざす進路国公私立病院、医療・福祉団体、市役所・町村役場、都道府県庁、中央省庁、非営利団体 等

学びの内容

1時系列的に地域経営学の知見や知識を学び、
「知」の総合化を図るカリキュラムの編成

地域づくりや地域の創り直しにはさまざまな立場の人々との連携や協働が必要になります。合理的、効果的に推進していくためには、専門的な知見や知識の総合化が必要です。
そのために、主として1〜2年次には語学・教養科目、2〜3年次には学部共通科目、3〜4年次には学科別専門科目というように、時系列的に基礎から専門へ、幅広い教養と基礎学力を身につけ、地域経営という専門領域を体系的に学べるように科目群を配置しています。

1持続可能な地域社会の構築やグローカリスト育成のための
特徴的な科目を配したカリキュラムの編成

環境共生的で活力ある公共・企業経営、安定した経済運営により、地域の人々が福祉の充実のもとで安心・安全・健康に生活できるような「持続可能な社会」の構築に向けて、特に学ばなければならない科目を配置しています。

1地域社会を支え、地域の再生・創生等に貢献できる“人財”
またそのキーパーソン養成のためのカリキュラムの編成

地域社会を支え、地域の再生・創生等に貢献できる“人財”、またその推進役(キーパーソン)として活躍できる“人財”を養成するために、地域の現場で地域の人々との協働を通じて地域の課題解決を図る、実践的学修を中心としたカリキュラムを編成しています。本学の特徴的な「フィールド研究重視の実践的教育システム」、「地域協働型教育研究」を全学年で展開し、4年次の卒業研究につなげます。

1専門領域別に、より高度な知識習得、
学修成果の向上を図るカリキュラムの編成

地域経営学科
公共経営、企業経営、交流観光に関する「推奨科目」を設けて専門知識と地域現場の課題を理解するとともに、営利・非営利のあらゆる事業体や持続可能な地域社会に関する実践対応力を高めます。
医療福祉経営学科
地域医療福祉に関わる診療情報管理士をめざす科目を重点的に配置するとともに、医学、栄養学などの基礎知識、地域医療機関等の経営に資する知識を広く学び実践的対応力を高めます。
両学科のカリキュラム内外に資格取得授業の充実を図り、資格取得の支援を行い、実務能力の向上にもつなげます。

学びの特色

特色1 大学を挙げて、
地域課題に取り組む
「地域協働型教育研究」

地域が抱える問題に向き合い、大学の資源を活用し、課題の解決に挑戦する、研究・教育・人財育成を進めます。

特色2 優れた人財の
人格形成の基礎となる、
教養教育の充実

地域と世界に通用する人財の人格形成のための教養教育を、専門教育の土台とします。

特色3 情報学部との連携による
文理連携型の学び

地域課題への理解を深めるため、情報学部との
共通科目※の配置や、演習科目での連携を図ります。
※全学共通科目群の科目
人工知能概論、観光情報学、経営情報システム論、情報リテラシー、データサイエンス入門など

特色4 各学科の学びに加え、
資格取得支援体制を充実

両学科共通で資格取得に向けてさまざまなサポートを行い、資格取得を支援します。

学びの流れ

体験型から学びを深め、専門的な課題解決型へと、4年間を通じた体系的・計画的な実践教育を行います。

  • 1年次:教養・体験型 学びを体験する
  • 体験学修と教養学修を組み合わせて、フィールドワークの基礎的知識を学修する。
  • 2年次:教養・参加型 学びを広げる
  • 各自の関心に沿った教養教育、フィールドワークの基礎理論と分析手法の修得、地域活動体験を通じ、課題の発見、分析、解決手法を実践的に学ぶ。
  • 3年次:課題解決型 学びを深める
  • 演習等の学修グループ単位で特定の組織・団体等の課題を対象とするPBL※(課題解決型学習)や地域協働型実践学修で学ぶ。※ PBL:project-based learning
  • 4年次:課題解決型 学びをまとめる
  • グループ単位で一定のまとめを行うとともに、卒業研究を個別にまとめる。
  • グローカリストとして北近畿、日本全国、国際社会の課題へのアプローチ

学部・研究科