緊急災害時の備え
地震・火災などが発生した場合に備えて、普段から消火・避難設備など(非常口、消火器など)の設置場所を確認しておいて下さい。災害時はエレベータの使用はかえって危険ですので使用を禁止します。階段を使って避難して下さい。
キャンパスにいるときに地震が発生した場合
担当教員・職員の指示に従い、むやみに動かず、身の安全を第一に考えること。揺れが沈静化してから、落ち着いて行動して下さい。
地震発生時の対応と緊急避難法
室内にいるとき
教室・サークル室にいる場合は、衣類、持ち物などを頭に被り、机の下等にもぐる。また余裕がある場合は以下に留意する。
- ● 窓ガラスの飛散を防ぐために、窓のカーテンを閉める。
- ● ドアを開放し、出口を作る。
- ● 落下・転倒などの恐れのあるものから離れ、身を守る。
室外にいるとき
窓ガラスが飛散したり壁が倒れたりする恐れがあるので、校舎や塀から離れ、グラウンドに避難し、腰を降ろす。その時、地面の亀裂や陥没・隆起などに注意する。
火災が発生したときの対応
速やかに周囲に知らせて消火活動に当たる。初期消火が無理な様であれば、いさぎよく避難する。また、一度避難したら再び中に戻らないこと。
- ● 水や消火器以外にも服、毛布など手近なものを利用して手早く消火する。
- ● 煙を吸い込まないように姿勢を低く床を這うように避難する。
災害時の対応
ゼミやクラスでの情報の一本化
- ● 日頃から緊急連絡先などを決めておき、そこを中継地点として、情報交換する。
- ● デマなどに惑わされないようにする。
ライフ・ラインのチェック
ガス
- ①火災や酸欠の原因となり易いので、日頃から安全装置の確認をしておく。
- ②復旧しても、ガス会社の点検があるまではガスの元栓を締めておく。
- ③ガス漏れした場合は、換気扇などのスイッチは火花が飛び、爆発の恐れがあるので、換気は窓を開けて行う。
電気
- ①復旧しても、漏電や感電の恐れがあるので、電気器具は使用前によく点検する。
- ②長時間の停電時の明かりとしては、ランタン(石油ランプ)が役立つ。
水道
- ①マンションの貯水槽の水や井戸水などは、生活用水として利用できる。
- ②日頃から風呂水を貯め置きする習慣をつける。
避難場所
グラウンドに速やかに移動し、避難する。