地域経営学部 医療福祉経営学科 津久井 陽世さん
Vol.19

資格取得を目標に頑張った大学生活

地域経営学部 医療福祉経営学科 津久井 陽世さん 群馬県・伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校出身
2020年度卒業生 パナソニック健康保険組合に就職

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診療情報管理士の
資格取得に向けて頑張りました

人を助ける仕事という意味で医療関係の仕事に興味があったところへ、父が病気で入院するという事態に直面した時に、改めて医療に関わる仕事の素晴らしさを感じました。医療に関する学びができる学部を探してこの大学を見つけました。
診療情報管理士の医療における役割やその仕事内容の詳細については入学後に知りました。病院の中で事務系の仕事の幅の広さ、マネジメントに関わっていることなどを知って驚き、また病気に関する情報を電子化し、様々な統計をとるなど多岐にわたる業務があることに興味が湧きました。そのような業務をこなす診療情報管理士という資格を取得することが、入学後の目標となりました。当初は、診療情報管理士になりたいというより、資格取得を目的に勉強していました。目新しい内容が多く、覚えることが多くありましたが、学科の友人たちと一緒に勉強に励み、資格は3年次の2月に合格できました。

卒業論文のテーマは
「健康寿命を伸ばすために日々の運動で必要なこと」

卒業論文のテーマは「健康寿命を伸ばすために日々の運動で必要なこと」。自分自身が登山や普段の散歩で歩いた心拍や歩数などの状態をウェアラブル端末を用いて取得し、それをまとめ、先行研究のデータと自分のデータを照らし合わせています。先行研究のデータ通りに運動を行なった場合、自分はどうだったか、どの程度の運動量であれば健康を維持できるかなど、自分に合った運動量などを探っていこうと考えました。

大学で学んだ診療情報管理士の知識や経験を活かして、
日々の仕事に取り組んでいきます

就職については一般企業も含め5、6社を検討し、その中でインターンシップでお世話になった大阪府守口市にある松下記念病院内のパナソニック健康保険組合に事務職として就職します。インターンシップでは仕事内容などの紹介とともに「社員の健康についてよりよく改善するための1年間のプロセスを考える」をテーマにグループワークをするなど、これまでの学びが活かせると思い興味を持っていた企業でした。
大学生活は周りの人に恵まれ、多くの人にたくさんのことを教えてもらった4年間でした。今後は学んだことを活かしながら日々の仕事に取り組んでいきたいと思っています。

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