地元の利を生かして
高校2年生からオープンキャンパスに参加
実家が福知山市に隣接する兵庫県丹波市で、大学までの通学時間が30分少しという近さと、医療事務について学べることが福知山公立大学を選んだ理由ですが、何より高校2年生から2年連続で参加したオープンキャンパスで感じた雰囲気の良さが進学の決め手となりました。先生が学生たちの名前を覚えていて、アットホームな感じがとても良かったのと、模擬講義を聴講して診療情報管理士の仕事に惹かれました。
診療情報管理士の資格試験に向けての勉強に加え、
地域や経営、簿記の知識の修得にも挑戦
大学では、基礎医学や医療統計学、診療情報分類法など診療情報管理士の資格取得に向けた授業のほか、地域文化論や地域経営演習など地域経営学科の学生と一緒に学ぶ授業もあり、他学科との交友関係も広がっています。今後の研究テーマとして予定しているのは、「地元の病院の地域での役割について」。医療情報やネットワークに興味があったことと、医療事務の現状を見学に行くという理由で星雅丈准教授のゼミに2年次から所属しています。2年次には実際に大阪南部にある病院を訪問し、様々な部署の事務の方々からお話を伺うことができ、病院事務に対してやる気がさらに強くなりました。診療情報管理士の資格取得を頑張りながら、経営学の履修や簿記の資格にも挑戦しています。地元が福知山市から近いため、福知山の地域を勉強する科目も意識して履修しています。
学んだ知識や経験を大好きな地元の医療に
役立て少しでも貢献したい
福知山は大河ドラマの主人公となった明智光秀が築いた城下町として栄えた地域です。注目が集まる福知山城や、その周辺に関する歴史や魅力を、福知山市の職員と学生が紹介する「深堀り!福知山城」という新聞社の企画の参加者を募集していたので、日本史、特に戦国時代好きの私は応募し、取り組みが新聞で紹介されました。私の地元丹波市は明智光秀に攻められた側なので、複雑な気持ちではありましたが…。
将来は地元の病院で働きたいと考えています。新しく医療センターができたこともあり、地元の医療に少しでも貢献したいと考えています。
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