高校時代に地域と関わる機会が増え、「地元の岐阜市が
もっと賑わうようになってほしい」と思うように
高校時代は吹奏楽部に所属し、地域のイベントや商店街のステージなどで定期的に演奏させていただきました。見に来てくださった地域の方々に喜んでもらい、「良かったよ」といった言葉を掛けてもらえるのが嬉しく、その雰囲気がすごく好きだったことが、私が地域の活動に興味を持ったきっかけです。
学科でのゼミ活動はもちろん、
学生団体「fm学生探偵」をはじめ課外活動も充実
大学に入学してすぐ、「ラジオ系のプロジェクトをやりたい!」と学生プロジェクトに応募。それが学生団体「fm学生探偵」として実を結び、現在代表を務めています。先生の紹介もあり、福知山市に隣接する綾部市のFMいかるでラジオ番組「探偵のおひるやすみ」が2019年10月からスタートし、新型コロナウイルスの影響で収録が止まっていましたが、2020年11月に放送を再開しました。休止中に新しい企画を考え、「福知山のおもろい情報を地域の原動力に」をコンセプトに、様々な情報を発信していく予定です。福知山市のプリンについての特集では、取材を通じてスタッフの方の人生談義やお店の裏側などを聞けるのが面白く、今後もたくさんの人と出会えるのを楽しみにしています。
大学での活動を通じて、メディアや広告業界などの仕事に
関心を持つようになりました
ゼミでは、1年次に由良川屋形船プロジェクトに取り組みました。これは福知山市を流れる由良川に屋形船を浮かべ観光に活かすビジネスプランを作り、水害が多い由良川のイメージを良くして地域活性化につなげるというもの。住民の方へのアンケート調査を行う中で、「まずは治水など安全面に力を入れるべきでは」という意見もあり、自分たちの考えだけではなく地域住民の方の思いをくみ取ることの大切さを再認識しました。
2年次はまちづくり観光などが専門の谷口知弘教授のゼミに所属し、「福知山市に住む子育てママと大学生を繋ぎ、双方の生活をよりよくする活動」に取り組みました。大学生の一人暮らしの不安解消に繋げようと、子育てママが持つ生活の知恵袋をSNSで発信する企画を立てました。現在は子育てママのニーズを調査しており、これからの展開が楽しみです。
その他、国際交流の学生団体「BORDERLESS」や吹奏楽サークル「トゥッティ」での活動、塾講師のアルバイトなど、今は毎日が充実。大学では「自分でやりたいことに取り組みたい」と思っていましたが、先生方や周りの友人が後押ししてくれることもあり、まさにそれが実現できています。
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