前田 一貴 講師
- 専門分野
- 応用数学、離散可積分系、数値解析
- 主な担当科目(学部)
- 数学基礎、数値解析、微分積分、数学演習
- 主な担当科目(研究科)
- 応用解析学特論
- 研究室ページ
- https://lab.kmaeda.net/
最終学歴 | 京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻博士後期課程修了 |
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学位 | 京都大学博士(情報学) |
自己紹介 | 北海道札幌市で生まれ、高校まで過ごした後、京都大学の情報学科で学びました。学位取得後は埼玉県和光市で研究員として、兵庫県三田市で大学教員としてしばらく働き、この度再び京都府民となって働くことになりました。現在の専門分野はかなり理論寄りの応用数学となっていますが、元々の情報学科に進んだ理由はコンピュータへの興味が強かったためでした。この町へ来たのを機にコンピュータに関することでも何か貢献できれば嬉しいと考えているところです。 |
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- 座右の銘
- 量では断然見劣りしても、いくども考えぬいた知識であれば
その価値ははるかに高い。
研究の キーワード | 離散可積分系、セルオートマトン系、直交多項式、固有値問題 |
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研究の概要 | 離散・超離散可積分系とよばれる一連の非線形離散力学系、特に有限格子境界条件の場合の離散戸田格子とその拡張系について、箱玉系や行列固有値計算アルゴリズム、直交関数系の観点から研究しています。 これでは訳がわからないと思うので、一般向けに書くと:高校数学で学ぶ数列の漸化式のもっと複雑なものを研究しています。漸化式を複雑にするとすぐに解けなく(一般項が求められなく)なってしまうのですが、離散可積分系と呼ばれる特殊な漸化式では一般項を求めることができ、その背後にある数学的構造を研究することで情報学・工学的な応用にも役立てられることが期待されます。この他、最近は理論生物学の研究にも少しだけですが携わっています。 |
研究テーマ |
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所属学会 | 日本数学会、日本応用数理学会、日本数理生物学会 |
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中学・高校での模擬授業や市民講座などはご要望があればできる限り受けたいと考えています。普段は大学の一般教養の数学科目を中心として学生の基礎力向上が主な取り組みになりますが、もう少し広く地域住民の数学リテラシーの向上に貢献するような活動もできれば幸いです。