倉田 良樹 副学長/教授
- 専門分野
- 労働社会学、産業社会学、社会学理論
- 主な担当科目(学部)
- グローカル特講(北近畿地域の外国人労働者問題)、グローカル特講(北近畿地域の社会と文化)
最終学歴 | 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学 |
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学位 | 博士(社会学)一橋大学 |
自己紹介 | 東京→福岡→東京→ブライトン(英国)→東京という移動経路の後、福知山にやって参りました。基本的には、大学での教育と研究に特化した「堅物」に成りはてておりますが、専門が労働研究なので、様々な地域の、様々な職業の人々とおつきあいすることを通じて、自分の世界観を広げてきました。福知山でもおおいなる好奇心をもって地域の人々と関わり、かつ生活を楽しみたいと思っています。 |
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- 座右の銘
- 光あるうちに光の中を歩め
研究の キーワード | 社会構造の再生産と変容、行為者の知識能力、批判的実在論 |
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研究の概要 | 労働社会学を中心とする研究と教育に30年以上従事してきました。労働という事象は非常に間口が広く、また社会学という学問は社会科学のあらゆる領域と交錯しているので、この間、実に様々なテーマに取り組んできました。取り組んできたテーマとしては、日本的経営論、多国籍企業論、人的資源管理論、外国人労働者問題、労働市場規制緩和政策、労働者派遣事業などの間接雇用、従業員福祉論等があります。研究テーマが蛸足的に広がってしまった反動として、全体を俯瞰できるような確かな「社会理論」を持ちたいという思いが強くなり、批判的実在論をベースとする理論研究にも注力するようになりました。その結果、「知識社会学」や「知識の哲学」に近づいてきました。 |
研究テーマ |
今後特に力を入れたい研究テーマは以下の2つです。
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所属学会 | 移民政策学会 |
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研究シーズ(相談可能な領域) | 地域の労働行政、例えば職業安定行政、労働基準監督行政に関わる方々とラポールを形成して、地域雇用に関する様々な実践的課題に対して学術的な知見を提供できるのではないかと考えています。 |
持続可能な地域経営を支える基盤である「雇用」に関する政策的な研究を推進して、地域のお役に立ちたいと思います。福知山ではまだ新人ですが、積極的に地域社会に出て行きたいです。