河合 宏紀 准教授
- 専門分野
- 情報工学、知覚情報処理
- 主な担当科目(学部)
- インターネット、パターン認識と機械学習
最終学歴 | 大阪市立大学大学院工学研究科電子情報系専攻後期博士課程修了 |
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学位 | 博士(工学)大阪市立大学 |
自己紹介 | 徳島生まれの大阪育ちです。博士前期課程(修士課程)終了後は、まず神戸の企業でソフトウェア開発をしていました。企業を退職後、博士後期課程の学生として復学し、学位取得後は山口県の高専で教員をしていました。私の専門である映像の処理・認識の研究が、ただ人をサポートする技術というだけでなく、エンターテイメントとして人の心を豊かにする技術としても役立てればと考えています。授業や研究を通して情報学の面白さを学生に伝えるとともに、自らエンジニアとして企業で務めた経験や、高専教員として学生の進路相談を受けてきた経験を活かして、地域社会・情報社会の未来を担う学生を育てていきたいと思います。 |
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- 座右の銘
- 人生は短い。不幸になっている暇はない。
研究の キーワード | 画像情報処理・画像認識、コンピュータビジョン、バーチャルリアリティ |
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研究の概要 | 産業用が主流であったロボット技術は、今ではお掃除ロボットや自動運転車など日常生活に浸透しています。またバーチャルリアリティの技術も関連デバイスの小型化や低価格化が進み、かなり身近なものになりました。私の研究では、ロボットがランドマークや周辺環境を正確に認識し、ロボットによる自立移動や作業自動化の精度向上を目的としています。また、遠隔地の映像をバーチャルリアリティで体験するテレイグジタンス実現のため、実写の3次元再構成における高品質化と仮想空間内の物体操作における臨場感向上に関する研究も行っています。 |
研究テーマ |
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所属学会 | 日本バーチャルリアリティ学会 |
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研究シーズ(相談可能な領域) | 画像情報処理・画像認識、コンピュータビジョン、バーチャルリアリティ |
全国の小学校でもプログラミング教育が必修化され、情報系教育のニーズが増える中、パソコンの使い方から新しい情報技術の紹介まで、学生とも一緒に地域の住民と触れ合える機会を持っていきたいと考えます。また自分の研究テーマであるコンピュータビジョンやバーチャルリアリティを、単なる便利な技術の紹介としてだけでなく、イベントやショールームなどのエンターテイメントの手段としても紹介できればと思います。地域の方に楽しんでもらうことで情報系分野への関心を集め、またこれらの映像技術の地域産業への活用にもつなげたいと考えます。