井上 一成 教授
- 専門分野
- 情報ネットワーク工学、電子デバイス、電子機器、IoT、地域IoT
- 主な担当科目(学部)
- 情報リテラシー、オペレーティングシステム、情報符号理論
最終学歴 | 広島大学大学院先端物質科学研究科半導体集積回路工学専攻博士後期課程修了 |
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学位 | 博士(工学) |
自己紹介 | 30年の企業人生は、米国シリコンバレーを拠点として、ネットワーク制御に係るプロセッサの開発と事業化に従事しました。ここでは多くの友人から先端情報通信技術とものつくりのすばらしさを学びました。(ついでにワインとゴルフも)また当時からの教職への憧れから、2011年より教員教授として教育と研究活動にあたっています。デバイスハードウェアからソフトウェア、さらにネットワークからサービスまで包括する情報システムでさまざまな地域課題の解決に挑戦します。専門分野に「地域IoT」を掲げています。防災・減災、防犯、農作と環境制御、製造工程の管理、交通情報の可視化、等々身近な地域課題についてお気軽にご相談いただけますと幸いです。 |
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- 座右の銘
- 走った時間と距離は、裏切らない
研究の キーワード | センサー、デバイス、ネットワーク、情報通信システム、可視化、地域IoT |
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研究の概要 | 情報システムは、ハードウェアからアプリケーションソフトウェア、さらにネットワークといった層(レイヤ)が重なり形成されます。近年はさまざまなデバイス、センサー、インターフェース、非IP通信、クラウドサーバなど、まるでミルフィーユのような多層構造が絡み合い、高度なサービスを提供しています。これら多岐にわたる技術要素すべてを追い求めることはほぼ不可能です。またそれは技術の本来の目的でもありません。「課題から入れ」。私の研究のモットーです。難しい技術でなくとも解決できることがあります。異分野の研究が意外な成果につながることもあります。情報ネットワーク学、IoTを研究の軸足としつつ、さまざまな研究者と連携し、課題解決を優先した取り組みにあたっています。 |
研究テーマ |
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所属学会 | 電子情報通信学会(IEICE) |
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研究シーズ(相談可能な領域) | IoT・地域IoT、ネットワーク、デバイスとハードウェア、可視化 |
これまで取り組んだ事例を紹介します。防災・減災を目的とした地域情報の可視化、人手に頼らない物資管理、特殊詐欺の水際防止などがあります。いずれもIoTやAI、デバイスからソフトウェア、ネットワークまで技術を総動員して社会課題の解決を目指すものです。地域で閉じる規模、小さなネットワークだからこそ解決できることがあります。製造工程へのDX導入や地域情報の可視化が費用削減や安心・安全など新しい価値を創造することがあります。ぜひお気軽にご相談ください。