星 雅丈 准教授
- 専門分野
- 医療情報学、病院マネジメント、地域医療福祉政策
- 主な担当科目(学部)
- 医療管理論、医療情報システム論、医療情報学特論、医療統計学、診療情報管理特論、医療事務総論
最終学歴 | 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻修士課程 |
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学位 | 修士(保健学) |
自己紹介 | 北海道釧路市(阿寒湖畔)出身。実家は「湖畔屋」というお土産物屋さんを営んでいます。 診療情報管理士・上級医療情報技師・診療放射線技師。大学院卒業後、大阪で7つの病院の医療情報システム管理者として7年間、医療現場の表も裏も見ることができました。そこで病院をマネジメントする事務職と医療情報に関わる人材の重要性を肌身に感じ、これからの日本の医療を、屋台骨となって支える人材の育成が重要だと考え、大学教員になる道を選びました。 |
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- 座右の銘
- 石の上にも三年
研究の キーワード | 医療情報、病院経営、地域医療福祉政策、医療介護連携、医療社会学、在宅医療、複雑系と医療、ネットワーク分析 |
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研究の概要 | 医療現場における「情報」の分析・利用についての研究と、病院の「経営」に関わる全ての事象を研究の対象にしています。医療は社会になくてはならないものですが、法律などの規制や厳しい社会情勢の中で、現場の方々は医療を提供するのに必死です。医療現場において発生・蓄積された情報を利用することによって、少しでもその手助けになるような研究ができればと思っています。また、皆さんが幸せな老後を送ることができる社会を作ることは日本の課題です。そこで、地域における医療と介護と福祉の連携についても研究しています。 |
研究テーマ |
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所属学会 | 日本医療情報学会、日本診療情報管理学会、医療の質・安全学会、医療マネジメント学会、情報処理学会 |
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医療・介護・福祉は、地域社会を維持するために必要不可欠な要素です。それは北近畿においても同様ですが、京阪神という大都市圏と比較すると、人・モノ・資金・情報というリソースに決定的な差が存在します。とはいえ、大都市圏から人が大量に移動するなども現実的ではないため、北近畿地域でいかにそれらのリソースを確保するかが重要な課題です。私は北近畿の医療・介護・福祉を支える人材の育成、および情報を効果的に用いて医療・介護・福祉をマネジメントする手法を探るという研究を行っています。私は福知山に住んで8年になりますが、京阪神という大都市圏との絶妙な距離感が私は非常に気に入っています。JR各線が複線化すれば、京阪神への通勤も可能となるでしょう。人が永住するために必要なものがエリアにすべて揃っている福知山は「住めるまち」であり、北近畿の中心地として重要な役割を担わなければならないと私は思います。由良川岸から眺める大江山などの山群の夕景は、故郷の北海道にも見られない絶景ですよ。